chipa666’s blog

Ripple XRP のことを考えるBlog。

XRPの価値について

  先日、Googleとの提携で1XRP=$600は絶対にありえない、とのTweetを見かけたので、論破します。長くなりますがお付き合い頂けると幸いです。

 

  Googleとの提携のみだと1XRP=$600=64,176円にはなりませんが、世界中の国や企業がXRP保有し、XRPXRPで取引されるフェーズに入ればありうる数字だと思います。資産であるXRPを比較できるのは同じ資産のみ。なのでGOLDと比較します。

 

GOLD1g=約4,900円
GOLD総量171万トンで計算
GOLD時価総額838兆円

1XRP=64,200円
XRP総量1000億枚で計算
XRP時価総額6,420兆円

 

つまり1XRP=$600というのは、XRPの価値がGOLDの価値より約7.66倍になることです。

 

  では古来よりGOLDがトラストレスで人類共通の資産となっている理由は何か?美しさ・希少性・加工のしやすさ・耐腐性・汎用性…。様々な理由はありますが、1番の理由は紛れもなく換金性(流通性)です。 加工が利くGOLDは他の鉱物に比べ携帯性に優れ、多くの国に運ぶことが可能でした。このGOLDの持つ優れた携帯性は、「価値の交換手段」として非常に重宝され、他国でも採用されます。つまりGOLDさえあればどこの国のどんな価値とでも交換できたのです。(=換金性が高い)

 

  プラチナを例にあげましょう。プラチナはGOLDと比べ採掘量がずっと少なくGOLDの10分の1といわれています。つまりGOLDより希少性の高い鉱物なのです。それにも関わらずGOLDより価値が低いのは、他の価値との換金性(=流通度)がGOLDよりはるかに劣っているからです。プラチナは主に工業用に使われます。

 

  ここまででGOLDの価値が、世界中で価値の交換手段として採用されている(=換金性=流通度が高い)ことで保たれていることが理解できたと思います。ではXRPはどうなのか?プラチナがGOLDと比較にならない様に、XRPの換金性はGOLDのそれと比較にならないほど優れるものとなるはずです。詳しく説明していきます。 

 

  GOLD現物を国外の価値と交換する手段として、現在最速の方法は戦闘機で運ぶことです。これがXRPなら携帯電話を使い、4秒で取引が完了します。XRPがGOLDの価値を上回る為には、このXRPという「価値の交換手段」が世界中の企業や国に採用されることです。何故なら「価値の交換手段」採用拡大=換金性向上なのだから。

 

  GOLDはどこの国のどのような価値とでも交換できるから価値が高いと前述しました。世界中の企業や国がXRP(=価値の交換手段)を採用するということは、XRPがどこの国のどのような価値とでも交換できるようになるということです。つまり世界中でXRPを「価値の交換手段」として採用する企業や国が増えるほど、XRPの換金性は向上します。そして換金性の向上は、同時にXRP流動性を向上させます。理由は企業や国がXRPを「価値の交換手段」として採用するということは、莫大なお金がXRPを中継して動くからです。

 

世界中でXRPの採用先が拡大していく

換金性向上

莫大なお金がXRPを中継する

流動性向上

 

  GOLDは換金性(流通度)が優れていることにより価値が高い。同じ理由でXRPが「価値の交換手段」として世界中の企業や国で採用されるほど換金性(流通度)が向上し、価値が高まります。

 

  では実際にXRPの価値が上がる=世界中の企業や国にXRPが「価値の交換手段」として採用される可能性はどれぐらいあるのか?GiantGoxさんのサイトでRipple Netを利用する金融機関、企業、団体を確認してみて下さい。きっとその数と規模に驚くはずです。

http://gtgox.com/

 

  Ripple社の社員はXRPのことを一貫してDegital Assetと読んでいます。GOLDが天然の物質的資産(物産)ならば、Ripple社が開発したXRPは人工的なデジタル資産です。今、この非常に利便性に優れた有限な資産に、世界中の企業が換金性を与えようとしています。何故か??

  それは現行の国際送金システムが時代遅れなこともありますが、Ripple社の人材や戦略、マーケティング力などといった「実行力」が驚異的なことが主要因だと思います。これもGiantGoxさんのサイトに全て載っております。では話を振り出しに戻しましょう。

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   上の図は法定通貨や各市場、貴金属の時価総額ランキングです。もう1枚はXRP法定通貨の関連図。

 

  世界中の企業や国がXRP保有し、XRPXRPXRPで取引されるフェーズ、すなわち「価値のインターネット」が成熟したものとなった場合、XRP=$600、時価総額6,420兆円は「絶対にありえない」=可能性はゼロでしょうか?

 

"Anything one man can imagine, other men can make real."

 

海底二万里」で有名なフランス人小説家ジュール・ヴェルヌの言葉です。紀元前に飛行機を、江戸時代にTVやインターネットを想像出来ましたか。2010年5月、BTCで最初にピザが買われた時のBTC価格は0.2円です。

 

  技術の歴史は「不可能が可能になった」歴史です。絶対にありえないが現実となった歴史なのです。XRPも同様に新しい技術で作られ、それは次世代の「お金」なのかもしれません。そのフェアバリュー(適正価格)は誰にも測れないはずです。

 

  夢見がち。ありえない。非常識。時には笑われることもあるでしょう。

 

「人が想像しうる事は、すべて起こりうる現実」

 

今あなたの身の周りにある″技術″は、その昔、人間が空想し、妄想し、想像した産物(賜物)です。

 

想像こそが人類の進化の根源です。

 

皆さん笑われていきましょう。
そのほうが人生楽しいはずです。

 いくで。やるで。リップル買い増しや。(^-^)#論破してない 

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補足

ウィキペディアより

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/時価総額

株価は時に過大(過小)評価される場合があるため、絶対的なものではない。

 

このように価値(=価格)とは人間が後付けするものなので、歴史の浅いXRPは当然一般的に認知度が低く、全人類というグローバルな視点からみると、ごく少数の人達のみで取引され、価格が決められている状態です(市場規模が小さい=取引参加者が少ない)。

 

これが近い将来、安全に取引できる環境が整いXRPが世間一般に広く認知され、取引参加者がグローバルな規模となった時に、はじめてXRPのフェアバリュー(適正価格)が判明することでしょう。

 

おわり